東京都溶接協会・高校生コンクール審査結果が発表 最優秀賞は練馬工科高の上原さん
(「溶接ニュース」2025年2月25日付 20面より)
東京都溶接協会(横田文雄会長)はこのほど、「第11回若手人材育成溶接コンクール(高校生溶接コンクール)」の審査結果を発表。都立練馬工科高校3年生の上原龍雅さんが最優秀賞を受賞し、協会会長賞とともに東京都知事賞などを贈られた。
都溶協は昨年12月18日から今年1月25日にかけて全6会場で開催した同コンクールの審査委員会を2月上旬に開き、受賞者を決定した。審査では提出された競技作品に対して裏表の外観試験、超音波探傷試験を行い、その合算から違反行為や不安全行為などを減点して200点満点で採点。
総合順位は上原さんが得点合計195点で1位の最優秀賞、都立練馬工科高校3年生の藤城裕斗さんが同191点で2位の優秀賞、同190点で3位となった京葉工業高校3年生の紺野和暉さん他4人が優良賞(3~7位)をそれぞれ受賞した。
また、第15回関東甲信越高校生溶接コンクール出場権利者には都立科学技術高校1年生の濱田凌輔さん(総合順位8位)と東京科学大学附属科学技術高校2年生の高橋奏穏さん(同13位)が選ばれた。
都溶協としては表彰式を開催せず、受賞者の決定後速やかに審査結果を参加各校に報告し、2月中を目途に賞状を各校へ送付。表彰は各校で独自に行われる。

都立練馬工科高校の出場選手ら(最優秀賞の上原龍雅さんは前列右から3人目)
(「溶接ニュース」2025年2月25日付 20面より)