「パパは刀鍛冶、私は溶接士」 群馬県立高崎産業技術専門校(溶接エキスパート科) 小池千恵子さん
溶接の魅力に惹かれ、群馬県高崎市にある県立産業技術専門校「溶接エキスパート科」で、溶接を指導する道を選択した小池千恵子さん。今回のWelding Mateでは、在学生・卒業生に囲まれ、すっかり人気の溶接指導者となった小池さんに話を聞いた。
全国の都道府県代表111選手が被覆アーク溶接(手溶接)、炭酸ガスアーク溶接(半自動)の2種目で「溶接日本一」の称号をかけ、茨城県を舞台に日頃鍛えた腕を競った。11月11日、12日の両日、日立建機霞ヶ浦総合研修所(茨城県阿見町)を競技会場に開催された「全国溶接技術競技会」。68回目となる今回の大会では、選手、関係者ら約500人が集結。開会式で選手宣誓を行った地元茨城県代表の近藤祐介選手(日立建機)は「歴史ある溶接文化の中で先人からの技能に感謝し、これまでサポートしてくれた方々の思いを背負い、2枚の突合せ溶接というシンプルかつ非常に難しい競技に挑み、作品を作ることを誓う」と声高らかに宣言した。
6月10日に福島県内の溶接士69人が溶接技術を競った第68回福島県溶接技術競技会。この競技会の、ティグ溶接の部で入賞した溶接女子の齋藤志乃さん。「(入賞の)産報賞をゲットしました」と顔いっぱいに笑みをうかべる齋藤さんに話を聞いた。
第14回山梨県高等学校溶接競技会で優勝して山梨県で1番の溶接士になった青州高校の望月命さんにインタンビューしました。