今回のWelding Mateで紹介するのは、科学技術に関する高度な知識と応用能力が認められた技術者の国家資格を管理する（公社）日本技術士会の黒﨑靖介会長の年始挨拶。

約170人を集めた新春賀詞交歓会

私が子供の頃、21世紀が遠い未来だと考えられていました。

しかし、そんな21世紀も4分の1が終わろうとしています。

私は子供の頃、様々な21世紀を想像して、楽しい気持ちになりました。

『外国人の話す言葉が全て日本語に翻訳できるようになる』

『地図に自分の現在地が表示されるようになれば迷わないのではないか』

『ボタンを押したら物が届くようになるのではないか』

『車が空を飛ぶのではないか』

思い描いていた21世紀は、思いのほか実現しているものが多いではありませんか。

だからこそ私達は、22世紀に向けて新たな夢・想像を膨らませ、それを実現できるように邁進していかなくてはなりません。

日本技術士会は、22世紀へと続く未来へ、若い科学者の背中を押すことができる団体でありたいと思っています。