2024年

技能者

溶接士の日常描いた小説「我が手の太陽」 作家:石田夏穂さんインタビュー(溶接ニュース2024年1月2日号より)

2023年度に、第169回芥川賞候補作ノミネートされた、溶接士を主人公とした「我が手の太陽」(講談社)。溶接士として働く主人公「伊藤」の、何気ない日常でありながらも、細部まで作り込まれた世界観を、表現しているのは、作家である石田夏穂さんだ。石田さんは、小説家としてだけでなく、会社員として施工管理も行っているために、リアルな描写を実現できたという。そんな石田さんに作品の魅力や、小説家としての考え、施工管理の仕事を通して感じる溶接作業の奥深さなどについて話を聞いた。

« 1  2  3  4  5  6  7