長野県高校生溶接コンクール 3人の高校生溶接士インタビュー

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 長野県で高校生溶接コンクール

長野県の中野立志館(中野市)では、1214日に長野県高校生溶接技能コンクールを開催。今回のWelding Mateでは、参加した3人の溶接高校生に話を聞いた。

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▲大槻光輝さん
高校:須坂創成2年生
溶接士志望というわけではないのですが、溶接技能は多くの分野で必要とされると聞きました。そこで、将来の選択肢の幅を広げることができると考え、溶接を練習することにしました。練習の途中、前田鉄工所の溶接士が高校に指導しに来てくださり、「ビードの均一性」について指摘を受けたため、重点的に練習をすることができました。

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▲山田大空さん
高校:松本工業1年生
将来は自動車整備士を目指しているため、溶接技能に興味はありませんでした。しかし、旧車をリメイクする「レストア」のテレビ番組を見た時に、溶接技能があれば幅広い車体を製造できると気付いて、溶接に興味を持ちました。コンクールに向けて、運棒の速度と、角度に絞って練習を積んできました。

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▲近藤栄人さん
高校:池田工業1年生
鋼が溶融した状態を見た時に、「溶接って面白そうだ」と思うようになり、練習するようになりました。将来は、自動車整備士を目指しています。溶接は「鋼が溶かした状態で、溶接棒を使って融かした鋼を引っ張っていくテクニック」だと認識しているため、溶融の状態に気をつけながら練習してきました。

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