(株)ヤスオカ こどもマルシェに参画 金属加工製品を身近に感じる機会に(溶接ニュース2024年6月25日号より)

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 金属加工品で商売魂養う

ポストコロナとなり、地元住民向けイベントが各地域で盛り上がりを見せている。

溶接、レーザ加工の事業所でも、工場を一般開放する「オープンファクトリー」への取り組みが増加。レーザ加工によるマーキングや彫刻、発色加工を得意とする大阪府柏原市の株式会社ヤスオカ(安岡直樹社長)も、オープンファクトリーに取り組む1社だ。

ヤスオカは、柏原市役所内で開催された「第2回かしわらスマイルこどもマルシェ」に参加した。

このイベントは、近隣で暮らす子供が、商品を販売するというユニークなもので、金属加工製品を身近に感じることができる絶好の機会だ。

ヤスオカは、メダルサイズのミニチュアマンホールグッズのガチャガチャや、レーザマーキング体験などを提供。特に子供からはガチャガチャが人気を集めた。

当日、店番には小学4年生の2人が立った。

2人は緊張しながらも、堂々とした様子でお客さまに商品を説明。初めての接客・販売体験について「楽しかった」と、はにかみながら話した。

マンホールグッズを販売する2人.JPG

金属製品の魅力を一生懸命説明する2人

イベント会場ではひと際大きな声で「いらっしゃいませ」と呼びかける活発な子、緊張でなかなか呼び込みができない子、様々な子供たちが「働いてお金を稼ぐ」という貴重な経験をし、会場内は和やかな雰囲気が流れた。

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