SNSで注目されるCGのような自動車模型、高級ブランド備品手掛ける山口製作所の技能

溶接・接合、切断ニュース
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写真はSNSや各種メディアに連日取り上げられ、有名になった「まるでCGのような自動車模型」。これは埼玉県吉川市の山口製作所が、 10mmの丸棒を溶接して製造しているもので、最初の1台は2009年に製造されている。最近になりSNSを通じて注目を集めたことを機に、各方面から受注が舞い込むようになったという。

実は同社の本業は、複数の世界を代表するファッションブランドの店舗備品などを製造する溶接事業所だ。意匠性の高いハイブランドの店舗什器は1~3mmのステンレスを溶接しながら成型することが多い。1件ごとに高難度な依頼が多く、かつ短納期が求められる。そういったハードルをクリアし、信頼を得たという。人気にはしっかりした技能の裏打ちがあるということだ。 【溶接技術9月号より抜粋】

メイン.jpg SNSで人気になった自動車模型

溶接.jpg 溶接で意匠性の高い製品を生んでいる

いす.jpg ハイブランドの備品などを手がけている

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