日本溶接協会はJISに基づく2022年度の溶接技能者試験(WO)における女性受験者数が1000人となったことを明らかにした。1000人台に達したのははじめて。総受験者10万4035人に占める比率も0・96%とこれまでの0・88%(2020年度)を超え過去最高となった。少子化による担い手確保が喫緊の課題となる中、女性を含めた溶接人口の拡大が求められており、業界を挙げた取り組みが必要とされている。