溶接ニュース 2023年5月23日付、【第3483号】

溶接・接合、切断ニュース
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■JIW、共同企画委員会を開催
 日本溶接協会(粟飯原周二会長)と溶接学会(才田一幸会長)で組織する日本溶接会議(JIW)は5月10日、東京・千代田区の溶接会館で2022・23年度第2回共同企画委員会(平田好則委員長)を開催。今年7月にシンガポールで開催する国際溶接学会(IIW)年次大会や、両団体の連携事業、23年度の事業計画などを討議した。
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■溶接現場に広がるアシストスーツ
 全国で働き方改革への対応が進む中、溶接現場では、アシストスーツの導入が高い注目を集めている。大手住宅メーカーの大和ハウス工業では、溶接にアシストスーツを導入。立ち仕事や中腰姿勢の多い溶接士の疲労負担軽減や腰痛防止に役立てている。
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■日本溶接協会、第28回全国指定機関委員会を開催
 日本溶接協会は5月17日、東京・千代田区の溶接会館で第28回全国指定機関委員会(篠崎賢二委員長)を開催した。篠崎委員長は「JISの溶接技能者検定業務は日溶協本部と地区の検定委員会、そしてここに集まった指定機関の方々の三位一体で成り立っている。毎年11万人の受験者に公正でしっかりとした検定業務を行っていかなくてはならない」と協力を呼びかけた。議事では溶接技能者認証の状況や今年11月に開催の全国溶接技術競技会、溶接技能者不足に対応するための教育事業などについて討議を行った。
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■特集 東京都高圧ガス溶材協同組合70年の歩み
東京都高圧ガス溶材協同組合は1953年、東京都酸素協同組合として設立され、今年70周年を迎える。同組合は日本全国における高圧ガス溶材機器市場のリーダー的存在でもある。特集では、同組合の歴史を振り返るとともに、特別座談会では4支部長が「溶材市場と組合の役割」について語る。

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