溶接ニュース 2023年5月16日付、【第3482号】

溶接・接合、切断ニュース
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■22年度の鉄骨需要、7・3パーセント減の431万トン
国内で溶接材料の需要が最も多い鉄骨業界。本紙がまとめた2022年度の建築鉄骨需要は前年度比7・3パーセント減の431万6450トンと2年ぶりに減少した。大型物件は大都市の再開発を中心に堅調な伸びが見られるが、資材価格や人件費の高騰、図面承認の遅れなどから、需要の多くを占める中小物件の伸びが弱いことが影響したとみられる。
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■ポリテクセンター広島、3D溶接面を導入
ポリテクセンター広島(広島市中区)の訓練向けに最先端の設備が加わった。川田工業と川田テクノロジーズが開発するデジタル技術を活用した溶接面「3Dデジタル溶接マスクシステム」が、3月に納入された。同製品は、マスク内蔵カメラで撮影した溶接中の映像を、最新の画像合成技術で処理し、溶接ワイヤや溶融池の状態を鮮明に映し出せるもの。溶接面内部にはVRゴーグルが内蔵され、カメラの画像がリアルタイムに表示される。溶接者目線の映像を指導者と訓練生で共有したり、録画を繰り返し確認したりできる、従来にない教育ツールだ。
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■スター電器製造、溶接女子拡大へ活動開始
スター電器製造(藤沢市)はこのほど、「SUZUKID公認溶接クリエイター」2人を招へいし、溶接女子のさらなる拡大に向けた活動を開始した。溶接クリエイターに就任したのは、お家空間から店舗空間、イベント空間まで幅広く手掛ける路地裏屋reks(レクス)さんと、DIYと植物、そして鉄をこよなく愛するMAIKOさん。「一家に1台、溶接機!」をビジョンに掲げる同社では、溶接クリエイターを「インテリアを中心としたお洒落でカッコいい溶接DIYの魅力と、鉄を自由に操ることの楽しさや可能性をともに伝えていくための活動パートナー」と定義。共に溶接を普及させていくためのパートナーとして、各種メディア、SNSなどで活躍する2人の女性DIYクリエイターに着目し、溶接クリエイター就任を打診したところ、ともに快く承諾を得たという。
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■22年度の鉄骨需要、大型物件好調も中小物件伸び悩む
国内で溶接材料の需要が最も多い鉄骨業界。本紙がまとめた2022年度の建築鉄骨需要は前年度比7・3パーセント減の431万6450トンと2年ぶりに減少した。大型物件は大都市の再開発を中心に堅調な伸びが見られるが、資材価格や人件費の高騰、図面承認の遅れなどから、需要の多くを占める中小物件の伸びが弱いことが影響したとみられる。

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