ポリテクセンター広島、3D溶接面を導入、訓練に生かす

溶接・接合、切断ニュース
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 ポリテクセンター広島(広島市中区)の訓練向けに最先端の設備が加わった。川田工業と川田テクノロジーズが開発するデジタル技術を活用した溶接面「3Dデジタル溶接マスクシステム」が、3月に納入された。同製品は、マスク内蔵カメラで撮影した溶接中の映像を、最新の画像合成技術で処理し、溶接ワイヤや溶融池の状態を鮮明に映し出せるもの。溶接面内部にはVRゴーグルが内蔵され、カメラの画像がリアルタイムに表示される。溶接者目線の映像を指導者と訓練生で共有したり、録画を繰り返し確認したりできる、従来にない教育ツールだ。

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