難易度高まる耐震・改修工事

溶接・接合、切断ニュース
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 耐震・改修工事の難易度が高まっている。現在、老朽化した建物の耐震・改修工事が首都圏を中心に活発化しているが、首都圏の鉄骨ファブリケータにとって同工事は「工場面積を拡張せずに事業を成長させること」から魅力的な事業になっている。首都圏では、工場周囲に既に住居などがあることが多いためだ。ただ、施工現場においては、閉所・高所での現場溶接などにおいて、既にある隣接する建築物を傷つけずに工事を進めるなど施工の難易度が上がっており、より厳しい施工条件への対応が求められるようになってきている。耐震・改修工事に従事する首都圏の溶接事業所を取材した。
【第3478号】

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