溶接ニュース2024年12月10日付【第3558号】

溶接・接合、切断ニュース
twitter fb

溶接ニュース2024年12月10日付【第3558号】

■日本溶接協会AM資格認証事業を新設

 日本溶接協会(青山和浩会長)は12月4日、東京・千代田区の溶接会館特別会議室で記者会見し、AM資格認証事業の設立を発表した。AM(アディティブマニュファクチャリング、3Dプリンター)は溶接技術、レーザ加工技術など、幅広い知識を複合的に必要とする新技術であり、同協会では、次世代ものづくり技術として期待の高まるAMの技術者育成を目指す。

■溶工振、溶接機寄贈先を決定

 溶接接合工学振興会(溶工振、宮田隆司理事長=名古屋大学名誉教授)は、2024年度溶接機助成(寄付)事業について半自動溶接機2台と直流アーク溶接機12台を寄贈する高校14校を決定。高校での溶接実習に必要な溶接機を寄付する事業を通じて、若年者の溶接技術向上や職業教育を支援する。

■安全対策特集

 溶接作業における安全対策は独特だ。理由としては、溶接は入熱工程があるため難燃性への配慮、強いアーク光を発するために目を守るための遮光用保護具、溶接作業中に発生する溶接ヒュームから肺を守る呼吸用保護具など。本特集では、厚労省の調査をもとにした労働災害の現状とその対策、従業員の安全に配慮した溶接事業所の取り組み、実際に現場で役立っている溶接製品など、包括的に安全対策を把握する。

・・・・・・・・・・・・・・・など

年間購読はこちら

share SNSシェア
twitter fb