第1492号

非破壊検査ニュース
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●《トップニュース》
KHK、屋外タンクの検査員資格に関する検討会開く
危険物保安技術協会(KHK)は5月11日、「危険物保安技術協会の検査員資格に関する検討会」をウェブ会議方式により開催した。検討会では小林恭一座長(東京理科大学総合研究院火災科学研究所)のもと、専門知識を有する人材確保が難しい現在の社会情勢を勘案したうえでの検査員要件や大臣認定における実務経験についての見直しについて意見を交わした。
経産省、六ヶ所村風力発電倒壊事故で緊急点検の実施を要請
経済産業省は4月25日、青森県の六ケ所村風力発電所で発生した風車の倒壊事故を踏まえ倒壊した風車と同じ型式の風車の設置者に対し緊急点検の実施を要請した。当該設置者からの報告によれば、倒壊した風車はタワーの溶接部で破断が生じており破断面を観察した結果、広範囲にわたり内外面を貫通する疲労き裂(推定)や外面の発錆、内面の塗装割れが確認されているとのことであり、こうしたき裂や発生、塗装割れはタワー内外からの外観検査により発見できる可能性があるという。
日本赤外線サーモグラフィ協会、外壁調査セミナー開催
日本赤外線サーモグラフィ協会(阪上隆英理事長)は5月10日、東京都大田区にある大田区産業プラザPioで「定期報告制度における赤外線サーモグラフィによる外壁調査セミナー」(後援=日本非破壊検査協会、日本建築防災協会、ロングライフビル推進協会、日本建築ドローン協会)を開催した。オンラインを併用して行われた今回のセミナーには建設やコンサルタント関連事業者を中心に32人が受講し、3件の講演では赤外線装置による外壁調査についての適用条件や注意点などを解説した。
マークテック、カーボンクレジット付き商品販売
マークテック(西本圭吾社長・東京都大田区)は同社が販売する染色浸透探傷剤『エコチェックシリーズ エアゾール製品』の販売を通した地球温暖化への貢献活動を開始したと発表した。具体的には今年4月以降、対象製品を購入するごとに、マークテックが購入するカーボンクレジットを活用して、対象製品6缶につきスギの木約1本分の年間CO2吸収量に相当する CO2の削減に貢献する。

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