第1491号

非破壊検査ニュース
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●《トップニュース》
NDT工業会「インフラ点検技術講演会」開く
 日本非破壊検査工業会(長岡康之理事長、NDT工業会)は4月24日、川崎市幸区にある川崎市産業振興会館で「インフラ点検技術講演会」を開催した。インフラ点検における高度化や効率化、最新動向を紹介する初めての講演会には会員および関係者など121人が参集した。特別講演を行った国土交通省道路局国道・技術課の新田恭士技術企画室長は「インフラの老朽化対策には新技術の活用が必要」との認識を示し、非破壊検査のさらなる普及と活用に期待を寄せた。【第1491号】
日本BHのクラウトクレーマーSpotVision、ナゲット径を高精度測定
日本ベーカーヒューズ(BH)はこのほど、自動車メーカーと共同開発した画像ベースのスポット溶接部検査装置「クラウトクレーマー SpotVision」の国内販売を開始した。正確かつ簡易的にナゲット径や厚さの自動測定と判定ができるため、自動車大国ドイツや韓国、タイなど海外でも高い評価を得ている。最大の特長である新開発の2Dマトリックスアレイプローブは、フレキシブルメンブレンにより、凹凸のあるスポット溶接部もしなやかに隙間なく計測することを可能とさせている。【第1491号】
NDI東北支部、支部会・講演会開催
日本非破壊検査協会(JSNDI)東北支部(伊東剛支部長)は4月14日、仙台市青葉区のエル・ソーラ仙台で第10回支部会・講演会を開催し、対面およびオンラインを含めて27人が参加した。島田賞を受賞した燈明泰成教授(東北大学大学院工学研究科)による受賞記念講演では、様々な材料を組み合わせて機能を発揮する材料システムについて「さらなる普及とともにシステムを健全に維持するための検査手法の開発が必要だ」と訴えた。【第1491号】
日本溶接構造専門学校で2023年度入学式
日本溶接技術センター付属日本溶接構造専門学校(川崎市川崎区)は4月6日、大講堂で2023年度入学式を行い、新入生8人が新たな学生生活をスタートした。
入学式では新入学生を代表して鉄骨生産工学科の植原聖也君が「同じ志を持つ仲間と一緒に協力し合い、高め合いながら精一杯努力していきたい」と答辞を述べた。
 同校は鋼構造物製造の重要な基幹技術である溶接と非破壊検査の二つの柱に関して、中・上級技術者を育成する日本で唯一の専門学校。今年度は設備・構造安全工学科(2年制)に3人、鉄骨生産工学科(同)に5人が入学した。【第1491号】

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