電子版ガスメディア2025年3月18日付【第318号】

産業ガスニュース
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【電子版ガスメディア3月18日付情報】

■アンモニア変換の水素燃料バーナを開発へ
 日工は、世界初となるアンモニアから変換した水素を利用する、水素バーナ対応型アスファルトプラントの開発に着手した。燃焼特性に課題が残るアンモニアを、水素と窒素の混合ガスにオンサイトで変換し、バーナ燃料として利用することで、アスファルトプラントでの実用化を目指す。

■大幸薬品、低濃度二酸化塩素ガスで殺菌に成功
 大幸薬品は湘南医療大学と協力し、米国職業安全衛生局(OSHA)が二酸化塩素ガスの職業性暴露の基準値濃度として定めている0・1ppmvよりも低い0・05ppmvの低濃度二酸化塩素ガスを用いて、芽胞状態の2種の芽胞形成菌(バチルス・アトロファエウス及びゲオバチルス・ステアロサーモフィルス)の殺菌に初めて成功した。
同研究の成果は製薬工場や食品工場など、高温多湿でありながら高い清浄度を要求される環境における衛生対策への貢献が期できる

■岡谷酸素ら、清酒の品質保持技術で特許
 岡谷酸素(長野県松本市)はこのほど、「食品添加物アルゴンガスを利用した清酒の溶存酸素量を低減する製造方法」について小野酒造店(長野県辰野町)と共同出願し、特許を取得したと発表した。特許技術により、清酒の溶存酸素量を低減することが可能となり、清酒のヒネ香抑制が期待できるという。
 

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