竹中工務店、物質・材料研究機構(茨城県つくば市、NIMS)、淡路マテリア(兵庫県洲本市)はこのほど、従来、困難だったFMS合金同士の溶接技術を開発。
地震エネルギーを吸収するダンパー芯材部分を十字型にすることで、制振性を従来型の約2倍向上させた。これにより、ビル建築の長周期・長時間地震動の対策と耐震性を高める制振ダンパーを開発し、今年7月に竣工した中日ビル(愛知県名古屋市)に適用している。
新開発のダンパー