東京理学検査の「COLOPATスキャン」、あんしん協の普及推進技術に認定

非破壊検査
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 東京理学検査(田中崇社長・東京都品川区)が開発した支柱埋設部腐食診断装置「COLOPAT(コロパット)スキャン」がこのほど、日本社会基盤技術振興協会(長岡康之代表理事・あんしん協)から普及推進技術に認定された(認定番号:JISTA 00022025)。

 昨今、鋼製支柱の老朽化により、各地で倒壊や折損事故などが散見されるなか、田中社長は「今後はより多くの現場でデータを取得して、さらなる普及を図っていきたい」と意気込んでいる。

  COLOPATスキャンは、街灯や道路標識といった支柱の根元に発生する錆の腐食状態を表面の塗膜を落とさずに診断・解析する装置。磁場を利用して、支柱埋設部の腐食をスクリーニングするもので、二軸方向の磁場の乱れを計測することにより、腐食や減肉の状態を効率的に把握することができるため今後の普及が期待される。

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