非破壊検査・安全工学研究所、水浸UTの新開発プローブで水管ボイラ曲管の検査実現

非破壊検査
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 二胴形水管ボイラにおける水管の検査で、直管部だけでなく曲がり部の肉厚データを取得できる技術を、非破壊検査・安全工学研究所(安工研)東京研究室がこのほど開発した。今年2月に運転中のボイラに適用し、有効性を確認した。

 現在、さらなる細管への対応を進めていて、現在は内径38・1㍉✕板厚3・2㍉での試験運用を行っている。より曲げ半径が小さい曲管にも対応を広げたい考えだ。担当者は「一般的なサイズのボイラ曲管に対応できたので、今後はサイズの異なるボイラでも顧客の要望に応えていきたい」と意欲を示す。

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