計測技術サービスのインフラーキテクチュアカンファレンス大阪、東京に続き大阪も盛況
計測技術サービス(清良平社長)は、インフラを中心とした検査業界の最新動向や実践的な知識などの意見交換を目的とした「第一回インフラーキテクチュアカンファレンス大阪」を7月5日、大阪市西区の建築交流館で開き、約100人が参加した。参加者は各講演に熱心に耳を傾けた。同様の催しは6月に東京で開かれており、今年2度目の開催となる。
基調講演では西日本高速道路四国支社の大城壮司建築・改築事業部長が登壇し「高速道路におけるコンクリート構造物の維持管理の現況と課題」と題して、コンクリート床版補修の課題など高速道路の維持管理における豊富な実例をもとに講演を行った。
その後の講演では、清社長が「インフラーキテクチュア・インスペクションの今後」と題して、清社長が提唱する「インフラーキテクチュア」という言葉の意義や、同社が開発したコンクリート壁面を自走して配管の位置を測定するロボットの紹介などを行った。
また、技術講座では検査技術サービスの串間幸治氏による埋設管等のデータ解析・解説が行われ、判別困難なケースでの解析力を高めるためにデータベース構築の必要性などを提唱した。