JIMA新春賀詞交歓会開催、松島会長「業界の発展を祈念」
日本検査機器工業会(松島勤会長、JIMA)は1月17日、東京都文京区にある東京ドームホテルで「2024年新春賀詞交歓会を開催し、会員ならびに来賓110人が参集した。松島会長は「今年は昇竜、業界のますますの発展を祈念したい」と所信を述べ、2024年のスタートを祝った。
主催者を代表して挨拶にたった松島会長は能登半島地震について「被災した地域では、新耐震基準で定められた建物がいくつも倒壊している。耐震強度については地震が何度も連続して発生するとその影響が積算された積算疲労のようなかたちで影響を受けたと聞いている」と述べた。
また、「我々JIMAとしてもこのような災害を検査する装置や方法がないか、検査会社にとっても新しい検査業務のひとつとして取り組む必要があると考えている。今年の干支は辰年。景気回復を祈るとともに紛争など世界的にまだまだ心配する要因もあると懸念している。しかし辰年は昇竜の年でもある。コロナが回復した最初の年でもあり、ますますの業界の発展を祈念したい」と述べた。
その後、来賓挨拶に続いて、日本非破壊検査協会の吉田和行事務局長の発声で乾杯し、出席者は歓談にはいった。宴たけなわとなったところでJIMAの児島隆治副会長の中締めで散会となった。