KNDE、新年祝賀会開く    岡村代表理事「インフラ強化にNDT活用を」

非破壊検査
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 近畿非破壊検査連合会(KNDE、岡村視巧代表理事)は1月15日、神戸市中央区のオリエンタルホテルで新年祝賀会を開催し41人が参集した。


 冒頭の挨拶で岡村代表理事は元日の能登半島地震に触れつつ「我々も南海トラフ地震に備えてインフラ強化を進めなければならない。ライフラインとなる水道、道路、建物の整備・強化について非破壊検査技術(NDT)を活用いただきたい。業界では人材が流出している現状があり、単価を引き上げることで人が集まる業界にしていく必要がある」と述べた。


 来賓祝辞では参議院議員の末松信介氏が「強い国づくりに向けて、社会インフラの事前防災を重視する」、参議院議員の加田裕之氏が「検査は『安かろう悪かろう、ではならない』と訴えていく」、兵庫県議会議員の内藤兵衛氏が「石川県では橋梁の耐震化が効果を発揮した。兵庫県でも備えが必要」、神戸市議会議員の坊恭寿氏が「三宮周辺のリニューアルが進む一方、災害への備えが不可欠」として、各氏とも能登半島地震の被害に触れつつ、社会基盤の強化に向けてKNDE各社への協力を呼びかけた。

兵庫県議会議員の黒川治氏が乾杯の発声を行い、祝宴に移った。

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