ＤＲＯＮＥ ＳＰＯＲＴＳ（大阪府箕面市、小寺悠社長）は、新たな点検用ドローン「Ｒａｎｇｌｅ５」のサービスを11月28日から開始した。あわせて従来から実施していたドローン点検サービスに加え、Ｒａｎｇｌｅ５サブスクリプションサービスも新たに開始したと発表した。

　この取り組みは、経済産業省が推進するスマート保安の動きに寄与し、技術革新を通じて労働環境の変革を目指すとしている。Ｒａｎｇｌｅ５は、点検と調査作業に必要な機能とともに、安全性を最大限に考慮した設計が特徴。プラントや工場などの非ＧＰＳ環境下での屋内点検作業に特化して設計された。
同機は、安全性を最大限に考慮するとともに、目視点検作業に必要な機能のみを厳選して搭載。重量は９９３㌘（バッテリー・プロペラ含む）で、最大フライト時間は12分。動作環境温度は０度～40度で、高輝度ＬＥＤを６灯配備する。

不要な機能を排除したことで、従来の点検用ドローンと比べて低価格で提供するとしている。同社ではこれまで１００以上の現場で、ＧＰＳを使用できない厳しい環境下での狭所点検や屋内点検を進めてきた。新たにサブスクリプションサービスを展開することでドローン点検の普及を図っていく。