NDT工業会など第20回技術討論会開催、脱炭素社会に向けNDTの適用を議論

非破壊検査
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 日本非破壊検査工業会(長岡康之理事長、NDT工業会)と川崎市産業振興財団(鈴木毅理事長)は7月25日、川崎市幸区にある川崎市産業振興会館で「第20回技術討論会」(後援:川崎市、協賛:日本非破壊検査協会、日本溶接協会、産報出版ほか)を開催した。脱炭素社会に向けた非破壊検査技術の適用における課題と展望」と題したテーマのもと、基調講演や出席者による活発な議論が行われた。

 主催者挨拶で長岡理事長は「産業界における脱炭素社会やカーボンニュートラルに向けた取り組みは待ったなしの状況にある」としたうえで「非破壊検査は様々な分野で適用されており、構造物を有効活用しながら計測することができ、インフラの安全性を向上させるという点でも大きな役割を果たしていると自負している。今回の討論会は革新的な技術の現状や課題、さらにこれからどのような展開となるのかなど議論を深めて、知恵を絞りだしていきたい」と述べ、様々な視点からの意見の提案に期待をこめた。

 

 

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