金属3Dプリンターの適用例の増加は目を見張るものがあり,とくに造形精度・速度が向上し,欧米を中心に積極的に導入されるようになっている。
わが国においては,まだ導入事例も少ないのが現状ではあるが,金属アディティブマニュファクチャリング(AM)技術は,わが国製造業で長年培われてきた溶接技術が活かされたものだ。そのため,潜在的にはわが国が世界をリードする製造技術の一つになり得る可能性を秘めている。
そこで,金属3Dプリンターのさらなる適用普及と市場拡大を狙い,アディティブマニュファクチャリング情報誌「AM TECH(アムテック)」を発行した。
創刊号では主な内容として,巻頭フォトレポートとして,金属3Dプリンターで制作した構造物,部品を紹介。実際にどのようなものに適用されているのか,その事例を集めた。特集として,「ものづくりプロセスがAMに代わる日」をテーマに,金属AMとは何か,何ができるのか,適用に向けての基礎知識を解説。さらに,実際に金属AMを導入しているユーザーをルポで紹介している。また,特別企画として「金属AM機器・材料ガイド」を収録。
本書を手にとって,金属3Dプリンターへの理解を深め,実施工への適用のきっかけとして役立てていただきたい。
Photo Report/話題の金属3Dプリンターでものづくり
巻頭グラビア/金属新素材研究センターを訪ねて
特集/ものづくりがAMに代わる日
世界で進むAMによるものづくり
金属3Dプリンター技術とは
インタビュー/この人に聞く 金属AMの国内普及をざして 石出 孝 氏(三菱重工業(株)総合研究所 フェローアドバイザー)
アデティブ・マニュファクチャリング品質保証関連サービスについて
最新研究レポート/愛知産業におけるWAAM方式研究について・愛知産業(株)
産業レポート/日本ミシュランタイヤが金型で産官学連携AMプラットフォームを開所
特別レポート/2022国際ウエルディングショーにみるAM関連技術から
ユーザー訪問/わが社の金属3Dプリンター適用への挑戦
・(株)パパス
・平塚金属工業(株)
AM News Topic
特別企画/金属AM機器材料ガイド
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