これから溶接を学ぼうとする溶接関連部門の関係者を対象とするだけでなく、技術者レベルにも対応できる内容。
全章を通して、図表を多く用いてわかりやすく解説し、基本的な事柄から応用まで学べることができる。
〔主な内容〕
第１章 ティグ溶接の特性
1.1 ティグ溶接とは
1.2 ティグ溶接の長所と短所
1.3 アークの性質
1.4 極性効果とクリーニング(清浄)作用
1.5 交流ティグアーク
1.6 溶接ビードの形成
第２章 ティグ溶接装置
2.1 ティグ溶接機の構成
2.2 溶接電源
2.3 ティグ溶接制御装置
2.4 ティグ溶接トーチ
2.5 付属装置
第３章 溶接作業前の準備
3.1 溶接装置の準備
3.2 開先の準備
3.3 ガスシールドの留意点
3.4 安全・衛生
第４章 溶接施工要領
4.1 溶接装置の動作
4.2 アークの起動
4.3 電極の種類と形状
4.4 溶接条件の選定
4.5 溶加材の添加
4.6 裏波ビード
4.7 溶接欠陥の種類とその防止対策
4.8 溶接部の非破壊検査
4.9 溶接技術検定
第５章 ティグ溶接の高機能化
5.1 パルスアーク溶接
5.2 自動ティグ溶接
5.3 ホットワイヤ・ティグ溶接
5.4 アークスポット溶接
第６章 主な材料のティグ溶接
6.1 炭素鋼の溶接
6.2 ステンレス鋼の溶接
6.3 ニッケルおよびニッケル合金の溶接
6.4 銅および銅合金の溶接
6.5 チタンおよびチタン合金の溶接
6.6 アルミニウムおよびその合金の溶接
6.7 マグネシウム合金の溶接