ー理工系サイエンスに携わる方々にー 工業知的財産論
価格： 3,080 円 (本体価格：2,800円)
細井宏一
A5判 /
180頁
ISBN978-4-88318-062-2
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本書では、特に、企業や大学において、研究開発やものづくりに携わっている研究者や技術者、さらに、これからものづくりの最前線に立つことになる大学の理工系専攻で学ぶ学生の方々を主対象として、知財とその活用について、実践的にかつ判かり易く説明するように努めている。
第1部の各章では、読者が、実際の研究開発やものづくりの当事者として、特許などの知財に触れるであろうことを想定して、基礎や基本的な事項を大切にしながら、総括的な概論からはじめて具体的な実践論へと解説を進めている。そして、第2部には、知的財産権に関係の深い主要な法規の概要を記した。
───第１部 ものづくりに求められる知的財産の知識───
第１章 ものづくりは知的財産の塊―知的財産って何？特許って何？―
1.1 第1章のはじめに
1.2 知的財産と知的財産権
1.3 特許および特許権
1.4 外国出願・外国特許
1.5 第1章のおわりに
第2章 知的財産を活用した経営戦略の構築―IPランドスケープを用いて―
2.1 第2章のはじめに
2.2 企業を取り巻く環境の変化
2.3 IPランドスケープ
2.4 どんな経営課題を解決できるのか
2.5 知財情報の活用による調査
2.6 第2章のおわりに
第3章 今こそ知的財産でマネジメント―ポートフォリオを用いて―
3.1 第3章のはじめに
3.2 知財活動の目的
3.3 ポートフォリオを用いたマネジメント
3.4 知財マネジメントにおける管理指標
3.5 第3章のおわりに
第4章 今さら過ぎて･･･，もう誰にも聞けない知的財産の基礎
4.1 第4章のはじめに
4.2 特許か？論文か？
4.3 知的財産権と産業財産権
4.4 特許権以外の産業財産権
4.5 第4章のおわりに
第5章 さぁ，特許を出願しよう
5.1 第5章のはじめに
5.2 特許の作成と登録までのフロー
5.3 先行技術調査
5.4 特許を書こう！
5.5 発明の届出
5.6 中間処理とは
5.7 特許査定と特許ライセンス
5.8 第5章のおわりに
第6章 ものづくりやR&Dに求められる知的財産の知識
6.1 第6章のはじめに
6.2 知的財産活動で意識しておきたい｢知的創造サイクル｣
6.3 知的財産活動で遭遇する具体的事象
6.4 知っておきたい法務知識
6.5 第6章のおわりに
───第２部 知的財産権に関する主要な法規───
第7章 特許法の概要（令和2年4月1日施行）
第8章 実用新案法の概要（令和2年10月1日施行）
第9章 意匠法の概要（令和3年4月1日施行）
第10章 商標法の概要（令和2年10月1日施行）
第11章 著作権法の概要（令和3年1月1日施行）
第12章 半導体集積回路の回路配置に関する法律の概要（令和2年4月1日施行）
第13章 種苗法の概要（令和3年1月1日施行）
第14章 不正競争防止法の概要（令和2年4月1日施行）