産報新書002 秋葉原日記 -SANPO WEB連載コラム集-
価格: 1,257 円 (本体価格:1,143円)
馬場 信著
新書判 /
302頁
ISBN978-4-88318-701-0
本書は産報出版WEBサイト「SANPO WEB」のコラム「秋葉原日記」を集めたもの。内容的には秋葉原の風景はもとより、時には溶接業界の出来事や社会時評、読書、旅行などで構成し、豊富で充実したコラム集となっている。また、必ず添えられている写真とともに分かり易く読みやすく編集されている。2007年6月1日開始からの1年分を収録。
秋葉原いま
秋葉原。大東京にあっても、この街ほど変化の激しいところも少ないのではないか。
世界に名だたる電気街から、IT産業の拠点へと変貌が続いている。
電気街は、一時、郊外の家電量販店に客を持っていかれて、寂れているとの喧伝もあったが、ヨドバシが殴り込んできて、かえって街全体が元気を取り戻してきた。
駅周辺の雑踏もただならぬものがある。JR駅の中でも、ここ1,2年の乗降客数の増加率では、確かな数字はもってはいないが、間違いなくダントツの日本一ではないか。
街を行き交う人々も実に多種多様だ。猥雑な街と表現してもいいだろう。
小社はこの街のまっただ中にある。
激しい変化を皮膚で感じているこの秋葉原から、きょうから、日々の徒然を発信していきたい。(2007.6.1)
(本文より)