二ノ宮製作所 国際インターンシップで人材難超える(溶接ニュース2023年11月14日号より)
近年の溶接事業所は人手不足が喫緊の課題だ。人手不足の背景もあり、外国人、身体的なハンデを持つ人材などが活躍できるフィールドを整えていくダイバーシティ経営への注目度が工場している。これは、SDGsに含まれる「人や国による不平等をなくす」「働きがいも経済成長も」といった世界的な指標とも重なる部分が多い。そんな中、人材の多様性獲得に注力している1社が、埼玉県秩父市にある二ノ宮製作所(二ノ宮紀子社長)だ。フィリピン、インドネシア、ベトナム、ミャンマーといった複数国籍に加えて、重度の聴覚障害や脳性麻痺というハンデを背負った作業者など、幅広い人材が活躍する同社の事業を取材した。